逮捕の確率

オンラインカジノは脱法状態にあるので、そのルールさえ守れば、あなた個人が逮捕されることはまずないと言えます。

何故なら、これまで個人のプレイヤーが逮捕された事件はどれも特殊なケースであり、事実、他の50〜100万人いると言われている日本人プレイヤーは今でも普通にオンラインカジノを楽しんでいるからです。

ただやはり個人プレイヤー逮捕の事実がある限り、新規参入者にとっては不安がぬぐえないと思います。なので、これまでにあった事件の全貌と逮捕されない方法を知っておきましょう。

オンラインカジノの事件とネットカジノの事件

妹

オンラインカジノってたまに摘発されてるニュースを見るよね。オンラインカジノをやるのは危ないんじゃないの?

ちえみちえみ

あぁ、それは『ネットカジノ』(インカジ)のことだね。ネットカジノは闇カジノや裏カジノと呼ばれている店舗型カジノのネットを利用したギャンブルのことで、『オンラインカジノ』とは別モノだよ。

ニュースでよく耳にする『ネットカジノ店を摘発』というのは、その場(お店)で換金するシステムなので違法です。それに対して『オンラインカジノ』の胴元は海外にいて、換金も海外の決済サービスを通すので合法(脱法)となります。

例えば裏カジノで有名な名古屋の栄や大阪では以下のような事件があり、ニュースでもよく取り上げられています。

これらの事件は『ネットカジノ』の事件であり、個人のスマホや PC でプレイする『オンラインカジノ』とはシステムがまったく違います。オンラインカジノとネットカジノでは名前と意味こそ似てはいますが、中身はまったく違うので注意してください。

妹

なるほど、裏カジノとか闇カジノってのはさすがに違法だよね。でも、脱法状態の『オンラインカジノ』でも逮捕された事件はあるんだよね?

ちえみちえみ

うまく脱法できていない場合は逮捕に至ることもあるよ。今回はそこんところを詳しく話していくね。

日本であったオンラインカジノ絡みの事件

現在までオンラインカジノ絡みの事件は3つあり、いずれも2016年に起こっています。

  • 2016年2月15日 決済サービスの運営関係者3名が逮捕された。決済サービスは Net BanQ、VIP BANQ、i BanQ、Z BANC(千葉県警)
  • 2016年3月10日 スマートライブカジノの利用客3名が逮捕された(京都府警)
  • 2016年6月10日 オンラインカジノ(ドリームカジノ)の運営関係者5名が逮捕された(京都府警)

オンラインカジノが発祥してから20年以上逮捕などなく野放し状態でしたが、2016年の2月~6月にまとめてオンラインカジノ絡みの事件が3件起きています。

そのうちプレイヤーが逮捕された事件はスマートライブカジノ事件の1件だけですが、なぜこの時期だけ警察は逮捕に踏み切ったのでしょうか?それぞれの事件について詳しく説明します。

Net BanQ 事件(2016年2月15日)

オンラインカジノが利用できる国内口座サービスを運営し客に賭博をさせたとして、千葉県警サイバー犯罪対策課は15日、常習賭博の疑いでさいたま市浦和区本太1、通信会社役員、益田伸二(50)と埼玉県蓮田市見沼町、自称会社員、島田賢一(43)両容疑者を逮捕した。益田容疑者らはほぼ全国の客約1600人に約23億2800万円を賭けさせ、約10億4400万円の収益を上げていたとみられる。インターネットを使った無店舗型オンラインカジノに関して賭博罪を適用したのは全国初。

逮捕容疑は共謀し2012年11月28日ごろから昨年10月14日ごろまでの間、オンラインカジノが利用できる「NetBanQ」「VIPBANQ」などと称する入出金口座サービスを運営し、常習的に不特定多数の賭客を相手に、多数回にわたりこの口座に金を振り込ませてオンラインカジノ内のバカラなどの賭博をさせた疑い。

同課によると、客は益田容疑者らが作ったこの口座に現金を入金。それを海外サーバーで運営されているオンラインカジノ内で仮想のドルに換金して賭け、この口座を通して客が指定した口座に現金の払い出しを受ける。客は自宅などのパソコンからインターネットを通じて賭博行為ができるという仕組み。

同課は昨年10月、インターネットオークションを使い偽エラーコインを販売したとして兵庫県内の無職男=当時(39)=を逮捕。その調べで男がこのオンラインカジノの客だったことが分かり、そこから益田容疑者らが浮上。益田容疑者の管理する口座に約1億2250万円があったことなどから、同課は同月15日に犯罪収益移転防止法違反の疑いで益田容疑者を逮捕していた。

益田容疑者は「オンラインカジノの決済サービスを行っていたことは間違いないが、賭博はしていない」、島田容疑者は「入出金専用システムのオペレーターをやったのは間違いないが賭博には当たらないと思っていた」と、いずれも容疑を否認。同課では海外在住の主犯格とされる日本人の男、システムを24時間体制で監視していた30~50代の男3人の存在を把握、6人による組織的犯行とみて調べるとともに、賭博行為を行っていた客らを任意で調べている。

同課によると、1回のゲームに480万円賭ける客のほか、最高で3千万円を稼いでいた客、9千万円負けていた客もいたという。

千葉日報-国内口座使い客に賭博か オンラインカジノ全国で初摘発 会社役員ら逮捕 千葉県警

その4ヶ月後の6月16日、同容疑で主犯とみられるフィリピンに住む自称自営業、椎原宰(つかさ)容疑者が逮捕、送検されました。

事件の概要

妹

話しが長い。これはどんな事件だったの?

ちえみちえみ

これはオンラインカジノの事件じゃなくてオンラインカジノに使う決済サービス会社を運営していた人が逮捕された事件だね。日本で決済サービス会社を運営すると賭博のほう助罪になるから当然だよね。

オンラインカジノの勝利金は『海外の』決済サービスを利用しないと警察に目をつけられるから、ほとんどのカジノで使えるエコペイズという海外決済サービス(日本語サイト有り)を利用すると良いよ。

危険な例
現地の法律が適用される

図であらわすとこのような感じです。運営会社(オンラインカジノ)が海外でも、決済会社やサーバーが日本にあると危険です。

この事件は、オンラインカジノに使う決済サービスを運営していたため運営関係者が逮捕されています。

利用客の逮捕

妹

運営関係者の逮捕はわかるけど、プレイヤーは大丈夫だったの?

ちえみちえみ

Net BanQ の顧客名簿から入金のあった利用客数名の自宅にガサ入れ(在宅捜査)が入って個人プレイヤーが書類送検されたという情報はあるね。

ただ、個人サイトの情報はスマートライブカジノ事件と混同している情報が多く見られたので注意してほしい。

Net BanQ の事件では運営関係者が逮捕されましたが、個人プレイヤーは書類送検止まりです。つまり、逮捕はされておらず刑事処分はありませんでした。

他の個人サイトでは、数名が略式起訴で10万円程度の罰金刑を支払い、略式起訴に異議申し立てをした1名に対しては検察側が起訴を取り下げ、2017年1月に不起訴処分(無罪)となっています。と書かれていることが多いですが、これはスマートライブカジノの結果です。

Neteller(ネッテラー)が日本との取引きを中止する

無店舗型のオンラインカジノ絡みの事件、しかも決済サービス会社が摘発されたことを受け、当時多くの日本人プレイヤーが利用していた Neteller という決済サービス会社が、日本との取引きを中止しました。

具体的に言うと、オンラインポーカー、カジノ、スポーツくじ、他のギャンブルゲーム業者との取引きが利用停止となり、多くのプレイヤーは Neteller と同じような決済サービスである ecoPayz(エコペイズ)を利用することになりました。

スマートライブカジノ事件(2016年3月10日)

ちえみちえみ

これが日本人プレイヤーが逮捕された事件だよ

海外のインターネットのカジノサイトで賭博をしたとして、京都府警は10日、賭博(単純賭博)の疑いで埼玉県越谷市の制御回路製作会社経営、関根健司(65)▽大阪府吹田市の無職、西田一秋(36)▽埼玉県東松山市のグラフィックデザイナー、中島悠貴(31)-の3容疑者を逮捕した。府警によると、無店舗型のオンラインカジノの個人利用客が逮捕されるのは全国初とみられる。

逮捕容疑は2月18~26日、会員制カジノサイトに接続、カードゲームで現金計約22万円を賭けたとしている。3人は容疑を認め、「海外サイトなら大丈夫だと思った」と話している。

利用された「スマートライブカジノ」は、英国に拠点を置く登録制のオンラインカジノ。日本語版サイトが平成26年9月ごろに開設されたとみられる。クレジットカードや電子マネーを使って賭けや払い戻しができる仕組み。日本人女性がディーラーを務め、日本語でチャットをしながらブラックジャックやルーレットなどのゲームができる。

府警によると、関根容疑者は「1千万円ぐらい使った」と供述。ブラックジャックの利用客だけで月に少なくとも約1400万円の賭け金が動いていたとみられ、府警は運営実態や資金の流れを調べる。

海外のカジノサイトを利用した賭博をめぐっては、千葉県警が2月、客に賭博をさせたとして、サイトの決済代行会社役員の男ら2人を常習賭博容疑で初摘発している。

産経ニュース-ネットカジノ客の男3人を逮捕 海外の会員制サイト「スマートライブカジノ」利用 京都府警

最後の一文は NetBanQ 事件のことです。日本人オンラインカジノプレイヤーが単独で逮捕となったこのスマートライブカジノの事件は、NetBanQ 事件からわずか1ヶ月後に起こり、オンラインカジノファンに大きな衝撃を与えました。

しかし、逮捕されたうちの1人が不起訴となったことで『オンラインカジノは合法』だという情報も流れることにもなります。

事件の概要

妹

スマートライブカジノ事件は、唯一プレイヤーが逮捕された事件なんだよね?海外のオンラインカジノなのに何で逮捕されちゃったの?

ちえみちえみ

これは逮捕の理由を一言で説明できないくらい複雑な事情があったんだ。ただ、最初に目をつけられた理由は日本人のディーラーがいたからなんだよね。

スマートライブカジノは、オンラインカジノ業界初の日本人ライブディーラーがいました。登場日時は、木曜、金曜、土曜の17:00~25:00と限定されていましたが、日本語でライブチャットもできるため、日本で爆発的な人気が出たそうです。

スマートライブカジノの日本人女性ディーラー
日本語でできるライブチャットの様子

スマートライブカジノの運営拠点はイギリスのロンドンにあったので、法律的には脱法できている範囲だったのですが、様々な状況が重なり逮捕に至りました。

  • 利用時間帯やサポートなどが日本人向けであり、実質日本人限定のサービスだったから目をつけられた。
  • クレジットカードでオンラインカジノに直接入金をしていたことで入金履歴の確認が容易にできた。
  • プレイヤー同士の賭け状況が見えた事で賭博の事実の確認ができた。
  • ブログでプレイ履歴の確認ができた。
  • 逮捕をすることでオンラインカジノを抑止したかった。

日本人限定のサイトだから逮捕された?

前述の通り、スマートライブカジノは日本人ディーラーがいたことで警察に目をつけられましたが、実は日本人限定のサイトではありませんでした。

スマトラ 日本語サイトと英語サイトの切り替え

画像のように、日本語と英語サイトの切り替えはありますし、動画のように外国人ディーラーの方が多く在籍して海外の方もプレイしていました。

ただ、やはり限定とまでは言いませんが、日本人ディーラーや日本人サポートスタッフが在籍しているオンラインカジノには今後注意しておいた方が良いかもしれません。(さすがに現在はどのオンラインカジノにも日本人ディーラーはいませんが)

クレジットカードで入金したから逮捕された?

ネット上では『逮捕された3名は、クレジットカードで入金をしていたので足がついてしまったのでは?』という情報が流れていますが、私的にはこの情報はガセだと思います。

スマートライブカジノ事件の後、スマートライブカジノの元社員を名乗る人が『彼らは決済サービスから入金していた』と話しています。

ソースは2ちゃんねるですが、名刺やオフィスの画像をアップしているので信憑性は高いと感じます。

スマートライブカジノの看板
スマートライブカジノの看板

スマートライブカジノの名刺
スマートライブカジノの名刺
スマートライブカジノのデスク
スマートライブカジノのデスク

スマートライブカジノのオフィス
スマートライブカジノのオフィス

警察がどのようにして入金の足取りをたどったのかは不明ですが、これでは決済サービスを利用してもクレジットカードから直接入金しても同じことです。

妹

つまり、どっちで入金しても問題ないってこと?

ちえみちえみ

逮捕の可能性を低くするなら決済サービスを利用した方が良いんだろうけど、あまり関係ないのかもね。ほとんどのプレイヤーはクレジットカードで直接入金してるからね。

賭け状況が見えたから逮捕された?

ライブカジノはどこも同じなのですが、1回の賭けが終わると勝利した人のIDと金額が高額な順番に表示されます。また、ライブチャットをしていても画面にIDが表示されます。

勝利者のIDと金額の表示
チャットにもIDが表示される

警察は潜入捜査のときに、スマートライブカジノのアカウントを作成し、少額の入金をしてライブカジノを覗いていたと考えられます。

少額の勝利であれば、勝利者IDの表示が打ち切られることもありますが、彼らはかなり派手な勝負をしていたので賭け状況を把握されたのだと思います。

ブログでプレイ履歴を確認されたから逮捕された?

スマートライブカジノで逮捕された3名の日本人は、ブログや SNS でプレイ履歴を公開していたようです。今そのブログは削除されているようですが、彼らは画像でIDを晒していたため足がついたと考えられます。

ハッキリ言ってこれは大きなミスです。ブログや SNS から住所を割り出すのは可能ですが、オンラインカジノのIDはいくら警察でも割り出せないため、自分からアカウントIDを晒すのは自殺行為です。

そもそもスマートライブカジノで遊んでいた日本人プレイヤーは、逮捕された3人だけではないはずなのに彼らだけが逮捕されたのはIDの確認がとれたからに他なりません。

結局そのブログなどから住所や電話番号、挙句の果てにはIDまで割り出されたから逮捕に至ったという結末です。

妹

なるほど。ブログや SNS なんかで自分の ID を晒しちゃいけないんだね。お姉ちゃんは大丈夫なの?

ちえみちえみ

PC 画面のスクリーンショットに自分の ID が写ってないかの確認には最大限の注意をしてるよ。あんたは Twitter とかでうっかり ID 付きの画像とか載せるなよ。

日本人プレイヤーを牽制したかったから逮捕された?

スマートライブカジノ事件は日本人ディーラーがいたことで警察から目をつけられましたが、カジノの運営拠点はイギリスのロンドンだったので法廷で戦えば無罪になる確率は高かったはずです。

検察は100%勝てる勝負しかしないので、警察は裁判まで持ち込まれたら起訴は取り下げられるとわかっていながらむりやり3人のプレイヤーを逮捕したのです。

日本人プレイヤーの増加を防ぐために逮捕の事実をつくり、略式起訴で一応有罪にすることが警察のシナリオだったと考えられます。

3人のうち2人は警察のシナリオ通り略式起訴を受け入れましたが、逮捕を不服とした1人は裁判をする意思を示したため起訴は取り下げられました。

妹

ちょっと難しい話だね。略式起訴って何?裁判に持ち込めば起訴されなかったってことは無罪ってこと?

ちえみちえみ

略式起訴ってのは、取調べの時点で罪を認めたら罰金だけで済ませてやるっていう裁判を省略するシステムだよ。で、これは一応有罪ってことになるね。

それから裁判が行われたときの日本の有罪率は99.9%以上ってのは知ってる?検察は冤罪になるとメチャクチャ叩かれるから100%勝てる裁判しかしないんだ。だから裁判に持ち込もうとした1人は起訴が取り下げられて、裁判はしてないけど無罪だったって話だよ。

法律で裁くのが難しいオンラインカジノの裁判では、検察は100%勝てるって思えないから当然の結果だったのかもね。

ドリームカジノ事件(2016年6月10日)

インターネットのオンラインカジノサイトを運営し客と賭博したとして、京都府警は10日、常習賭博容疑で、大阪市中央区本町橋の会社役員、坂本拓也容疑者(39)ら実質運営者5人を逮捕したと発表した。府警によると、坂本容疑者は「逮捕事実には誤りがある」などと容疑を否認している。無店舗型オンラインカジノの運営者が逮捕されるのは全国初という。

逮捕容疑は、共謀し、大阪市天王寺区に事務所を設けオンラインカジノ「ドリームカジノ」を運営し、平成25年12月~今年3月、サイト上で複数回にわたり不特定多数の客を相手に、ポーカーの賭博をしたとしている。

オンラインカジノは、自宅のパソコンなどからネット上でポーカーやルーレットなどの賭博ができる仕組み。ドリームカジノは24年11月にオープンしたとみられ、会員数は約9500人、賭け金の総額は約19億2600万円に上るという。

ドリームカジノは、カジノが合法なオランダ領キュラソー島で営業許可を受けているとサイト上に記載していたが、サポートは日本語のみで行われていたことなどから、府警は国内で運営されていると判断した。

産経ニュース-オンラインカジノ運営業者を逮捕 全国初…国内運営と判断

この判決は、常習賭博罪と常習賭博ほう助罪で有罪となりました。ライセンスを取得し、イギリスのネットサーバーを使用していたとはいえ、サイト制作、サポート、経理の担当が大阪の会社となれば運営会社が日本と判断されても仕方がありません。

オンラインカジノの仕組みでもお伝えしていますが、日本で運営していれば明らかに違法となります。

妹

これは運営会社の人が逮捕されちゃった事件だよね?海外サーバーを使っていても、運営会社が日本にあったらダメなんだ?

ちえみちえみ

ネットサーバーの所在地というより、運営会社の所在地の方が重要だからね。

サイト自体に落ち度はなかった

ドリームカジノの事件で警察が動いたのは、サポートが日本語だけであったからだとされています。

私はドリームカジノにメールをしていないので、英語への対応がどうだったかは知りませんが、ドリームカジノは多言語サイトに切り替えられていましたし、英語サイトからの問い合わせも可能でした。

ドリームカジノの多言語切り替え
ドリームカジノの英語版お問い合わせページ

問い合わせ先のメールアドレスは、日本語でも英語でも『support@dreamonlinecasino.com』宛てとなっていますが、それはどこのオンラインカジノでも同じことです。

また、運営会社であるLeisure&Entertainment N.V.の所在地はオランダのキュラソーで、ライセンスもキュラソー政府のものでした。

ドリームカジノの住所とライセンス表記
キュラソー政府のゲーミングライセンスロゴマーク(イメージ)

住所もしっかりと Landhuis Groot Kwartier Groot Kwartierweg 12 となっているので、大阪で運営しているとはサイト上で判断することはできません。

ドリームカジノを利用していた個人プレイヤーはどうなったの?

ドリームカジノの運営者は常習賭博罪で有罪となりました。つまり、そのカジノを利用していたプレイヤーが日本にいる場合「必要的共犯」が成立してプレイヤーにも賭博罪が適用されてしまいます。

しかし、ドリームカジノのウェブサイトには運営拠点がオランダ領キュラソー島と明記してあり、海外の法人名も明記してありました。もちろんライセンスも取得していて、プレイヤーは経理を大阪でしているという事実を確認することができませんでした。

結果的には、ドリームカジノの登録情報を入手した警察から数人の個人プレイヤーへ電話があり、注意勧告で済んだそうです。

プレイヤーの被害がこれだけで済んだのは、住所の確認が取れなかったことの他、警察は『賭け状況』を掴めないからだと思います。誰が、いつ、幾ら賭けて、幾ら儲けたのか?ウラをとれなければ誰も逮捕できません。

妹

サイト上には住所がオランダになってたからプレイヤーは助かったってこと?もちろんネットの世界で細かい賭け状況なんて掴めないんだろうけど。

ちえみちえみ

それと、こんなにたくさんの人を一気に逮捕なんてできないよね。9500人とオンラインカジノ業界ではドリームカジノの会員数は少なかったものの、ほとんどが日本人だったから何千人規模の逮捕なんてできないからね。

これからオンラインカジノプレイヤーはどうなる?

ドリームカジノの事件(2016年6月)以降オンラインカジノ絡みの事件は起きていません。なぜなら、これまでの事件が教訓となり脱法の範囲内でプレイする人が多くなったからです。

実際、プレイ履歴をブログなどで公開する人は減ったようですし、日本でオンラインカジノや決済サービスを運営する会社もありません。

2016年に警察がオンラインカジノの取り締まりを強化したことはプレイヤーにとって抑止力にはなりましたが、スマートライブカジノの事件で不起訴になったことで、逆に今後取り締まられることは少なくなったと感じます。

オンラインカジノ側もお怒り

他のオンラインカジノ様でのご遊戯にて逮捕者が出ている事についてでございますが、公開されている情報を精査すると、特定方向への誘導も感じられる部分もあり、また逮捕=有罪(推定有罪)が全面的に押し出されている感があるかと存じます。

また現行法にて、オンラインカジノとして明確に定められていないと思われる状況下では、属人主義ではない賭博法の適用に疑問を感じるところであります。

この一連の件に総じて言えることでは有りますが、報道の文章から見る限り、現在日本の刑法で制定されている賭博法の解釈に当てはめる事は難しく、罪刑法定主義として禁じられている、類推解釈、拡大解釈の可能性があるかと考えております。

報道で出ているカジノが私どものブランドではない弊社として、今回行動を起こすことはできませんが、今後、弊社ブランドでの遊戯にて登録者が逮捕され、それが弊社ブランドと共に公表されることがあれば、貿易上の不公平を訴え、弊社保有ライセンス国を通じWTO(国際貿易機関)に問題提起することを考慮し、また名誉毀損にて当該国裁判所に向けて提訴する事も吝かではありません。

国際最高レベルの条件をクリアしている状況下、国際基準を無視して企業イメージを損なう行為があった場合法令に基づき対応を取る事も視野に入れなければならない状況になる可能性もございます。

報道に関するジパングカジノの見解メールより

スマートライブカジノで起きた事件の後に大手オンラインカジノから出された声明です。

スマートライブやドリームカジノなど、プレイヤー数や売上額などの規模が小さかったり明らかに違法なカジノは警察に狙われましたが、真っ当に運営している大手カジノからしてみたら「違法ではないウチの客を逮捕したら許さんぞ!」となるわけです。

やはりオンラインカジノで遊ぶなら、規模の大きな大手カジノを選ぶべきだと私は思います。

プレイヤーは脱法の範囲を間違えないようにすべき

これまでの事件から、個人のプレイヤーが何に注意すべきかだいぶ見えてきたかと思います。話が長くなったのでまとめてみましょう。

  • 決済サービスは国外の会社を選ぼう。
  • 明らかに日本人向けなオンラインカジノには近づかないようにしよう。
  • ブログなどでプレイ履歴やアカウントIDを公開しない。
  • 大手のオンラインカジノを選ぼう。
  • オンラインカジノ運営会社の所在地及びネットサーバーは海外(カジノ運営が可能な国)であること。
  • オンラインカジノはライセンス(できれば取得が難しい国のもの)を取得していること。
  • 第三者機関に監査を依頼していればなお良し。

その他、オンラインカジノを選ぶ際は、オンラインカジノのチェックポイントを参照してみてください。

あなたが逮捕される確率は?

ちえみちえみ

じゃあ最後に、実際にこれから日本でプレイしたら逮捕されるのか考えてみよう。

最初にお伝えしましたが、日本でオンラインカジノをプレイしても逮捕されることはまずあり得ません。

スマートライブカジノで日本人プレイヤーが逮捕されましたが、これは非常に特殊なケースであり、アカウントのIDを公開していなければ足取りを掴まれることはありませんでした。

またドリームカジノの事件では胴元側が日本で運営していたため有罪となったので、本来ならプレイヤーも有罪となるはずなのですが、サイトで運営拠点がオランダと記載していたこともあってプレイヤーが逮捕されることはありませんでした。

そもそも、日本人のオンラインカジノプレイヤーは50万人を超えていると言われているので、それを一気に逮捕することは現実的ではありません。

警察に目をつけられ、逮捕される可能性がある人というのは以下の人たちです。

  • IDを公開している人
  • ブログや SNS で影響力のある人
  • プレイ動画などを公開している人
  • 何億も稼いでいる人

一般人がこっそりプレイしていれば逮捕される確率は限りなく0%です。ルールを守り、自分の身は自分で守るようにしましょう。